兄ちゃんからDVDを借りたというか、半ば押し付けられた『秒速5センチメートル』。曰く「心を折られた」(多分いい意味)そうですが、この話を別の人にしたところ、「新海は絵はいいけど話が最悪」。秒速自体がどうというより、きっと似たような趣味をしてると思ってた2人が、逆の評価をしていることの方が気になるんですけど。
2人に共通したのは、これを悲恋と表現したことでした。そうかなぁ。これ悲恋っていうのかなぁ。もっと抗い難いものがあって初めてそう表現していいような気がするんだけど、強いて言い換えるなら単純に失恋。それも失ったというより、手放したように私には思えます。その気になれば、握り締めて手放さないこともできたはずだと。
辛気臭い話は好きなので(というか辛気臭い話が好きなので)、好きか嫌いかで判断するなら好きな方。でも何か貴樹にイラッとするのは、単なる同属嫌悪かも。
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