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2巻収録6~10話。雑誌掲載時に書いたものです。

06『雪虫』 02年09月号 02/07/31

 ブレイド付録のポスターは真夏真っ盛り。しかし本編はあくまでも冬に突入(笑)。
 たしかに、さすがにその格好じゃ寒さで目が覚めそう。前回の猫耳帽子のあの格好の方がまだましなのでは?どっちにしろ、暖炉に火を入れるまでに冷え込む頃には寒いでしょうけど。いや、そんなことよりも、冬物パジャマの前にもっと厚い掛け布団の方が先ですよ!(笑)
 実際雪虫ってものは名前しか聞いたことないんで、どんな生物なんだかさっぱり知りませんが、実際ああいうのいたら可愛いでしょうねぇ。白いススワタリみたいな(笑)。
 ちなみに、一応共に(微妙な)雪国育ちの両親に尋ねてみたところ、返って来た反応は2人共「雪虫って何…?」でした。うーん、どこらへんにいるもんなんでしょう。北海道の漫画家さんが、単行本のあとがきに何か書いていたような記憶はあるんですが。
 そう言えば、2、3年前に建て替えた福井のばーちゃんちに暖炉があるのですが、景観ONLYで暖房はエアコン、使われる様子はありません(笑)。
 

07『桃源郷』 02年10月号 02/08/31

 おお、アリシアさん結構、いやむしろかなりいけるクチ!(でも未成年にすすめるのはおやめ。アクアにそういう法律やらがあるかどうかは別として)4本ですよ。瓶が4本空いてますよ。1人で全部飲んだんですか!?(笑)
 でもやっぱりゴンドラの飲酒運転も、したら罰金取られたりするんでしょうか。それこそ溺れたりする危険性あるし、合法なはずはないよねぇ。……3人共飲んじゃって、今日はお泊りなんですよね?(汗)
 これに味をしめて、アリシアさんが灯里を晩酌に付き合わせ始めたりはしないか、ちょっと心配です。何か、ノイズの希璃伽も本来の性格はこんな感じしてそう(そして苦笑しながらしぶしぶ付き合う拓)。
 至極当たり前のように女湯に入っている火星猫・アリア社長(知能は人間並み)。……いいのか?そういうものなのか?(笑)今回の扉の一文がアリア社長・談だったりとかしたらとっても複雑ですねー。可愛い外見して内側で何考えてんのよ…。
 しかしすごい湯量ですね、ここ。海と繋がっててもぬるくはならないまでに(というか、海水で中和されて適温になってる感じか)。
 アクアの建築物っていうのは、地球とは根本的に何かが違うんでしょうか。アクア・アルタの時にしても、何らかの耐水処置をしていないとただの木造なんかはすぐにそこら中腐ってしまいそう。
 

08『星の謳声』 02年11月号 02/10/01

 特殊相対性理論を応用してエネルギー質量を増加ですか。何かわかったようなわからないような…(いや、全然わかってませんよコイツ)。
 アリシアさんから衝撃の事実を聞いたあとの灯里の硬直が何だかいいです。内心はかなりの衝撃だったかと。わかるのが少々悔しい気もしますがよくわかります、その心境。ああ見えて、天然ぽけぽけでちょっとにぶいこと気にしてるんですかね、灯里(笑)。
 『ノームは小柄』ってことは、『地重管理人』とは職業ではなく、人種?まあ、普通の人間でもあんな薄暗そーな地下世界にいたら、成長の具合も微妙そうなんですけど…(笑)、そういうことかなぁ。もしくは、最初に地下に行った人間がたまたま小柄な民族か何かだったとか。体が小さいということは、それと同時に手も小さいはずなんで、その手であのコントロールの手段をとると、技量以前の素質も必要なんだろうねぇ。
 小柄というか、アル君は特に童顔だと思うんで少年度更にUPでしょう。どことなく、ノイズのベレトを思い出します。
 このアル君の外見、ハリー・ポッターの影響がいくらか含まれておると私は思うんですけど、真相は果たして(笑)。
 

09『アウグーリオ・ボナーノ』 02年12月号 02/10/31

 使い古したものを投げ捨てる。
 ふと、飛行機がお空の彼方から落っこちて来る図が脳裏をかすめていきました。……危険です。やめましょう。
 「命が惜しければ建物に近付くな」っていう状態も、充分に尋常じゃないですけどね。んでもって新年にテレビを見れば、ニュースでそれに関する死傷者の話なんてやってたりするんでしょうか。アクアの持つ闇の部分ですね…。
 それぞれが何を投げているのかと思えば、灯里・アリシアさん・藍華は制帽、暁さんは上着、アリア社長は首のリボン。ヒメ社長は…?と思ったら、みんなが投げてるシーンの少し前から姿が見当たりません。まさか帽子と共に放り投げられてしまったのかとも思ったけど、やっぱりいません。さっきまで藍華が抱いてたのに。結局、最後まで見当たりません。ヒメ社長、どこ行っちゃったの?(笑)
 地球の日本では、とりあえず除夜の鐘やこたつは生き残ってるんですね。『地球ではいつも快適温度』って言ってたんで、冬になってもそれほど寒くならないのかと思ってましたが。合理性を考えると、暖房専用のこたつよりも、冷暖房ができるエアコンの方が便利だと言えますしね。
 でも、灯里が映像記録でしか神社を知らないとすると、除夜の鐘の正体も少々怪しい。録音か?電子音か?鐘を突いたらスピーカーから音が響くなんて姑息な真似してたりはせんやろうね?(笑)
 まあ、神社は灯里が見たことないだけであって、現存してるって線がないわけじゃないんですけどねー。自分が育った街からも大して出たことがないって言ってましたし。たまたま近くに神社がなかっただけかも。
大衆の中に紛れていた人たち/郵便屋さん、日本文化村のおばちゃん、きつね少年、風鈴屋のおっちゃん(もしくは綾小路部長)、目的地に辿り着けるのか心配なおじーさん、暁さんの兄貴…、くらいかな?
 

10『謝肉祭』 03年01月号 02/12/01

 イベント続きですねー。アリア社長、心なしかちょっと丸さが増しました?(笑)
 にゃんこのみなさん、大変多芸でございます。謝肉祭練り歩きメンバーは、見たところみんな火星猫っぽい。地球猫には質問の否定に首を振るなんて芸当、ちょっと無理そうですし(笑)。でも、王様の言葉なら従うのかも。
 ちょっと気になるのは、アクアにケット・シーがいるなら、地球はどうなってんだろうと。文明が発展し過ぎた地球では、さすがの王様も住みづらくなってアクアに来ちゃったんでしょうか。それとも、地球は地球で別に王様がいる?
 ARIA(+AQUA)の中の、こういう不思議の国な話は結構好きです。にぎやかな世界を少し外れた、とても静かな空間というか。すぐ近くで大衆の声が聞こえるのに、少しそこから離れただけで、すごく静かに感じる瞬間というか。天野作品には時々出て来ると思うのですが。浪漫の『ハートキャンバス』とか、小さな聖夜とかね。
 カサノヴァの小さな仕草にカオナシが垣間見れるのは…、気のせいなんでしょうかねー……?(笑)


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