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 駅前で出発待ちのバスに乗り込み、ぼんやりと外を見ていますと、手を繋いで歩く男女が現れました。男は制服姿のおそらく高校生。女は女っていうか完璧に女の子。あまり長身にも見えない男子と相当身長差があり、後ろ姿しか見えないけど、歩き方とか脚の肉付きとか、どう見ても小学生。ちなみに私服。
 仲のいい兄妹だなーと思いつつ、何気なくぼけっと彼らを目で追っていると、私が乗っているのとは別路線のバス停で立ち止まります。すると男子はその身を慣れた仕草で折り曲げ、隣の女子にぶちゅー。危うく目玉を落としかける私。え、あれっ、兄妹と違う?っていうかその子小学生?いやまあ高1と小6なら4歳しか違わないんだけど、何かダメだろうそれは。少なくともお外では。

 それはそうと、2人とも妙に細身で、男子は終始陰気な無表情だし、心なしか病的な雰囲気が漂ってたのが気になりました。バスの行き先が山奥だったら、やばいこいつら心中しに行くんじゃないのってつい不安になるレベル。まあ、2人がいたバス停は最も市街地に向かう路線だったし、かといって家出ならバスより電車な気がするし、時間的にも普通に家に帰る途中だったんでしょうけど。というかそうであって欲しい。

 ところであまり深く考えずにタイトル付けたけど、私は結構階段も使うんで、それもやめて頂きたい。


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