本当に、毎回ちょいちょい弱いところをえぐってくるなぁ…。ARIAの流れをくむと見せかけて、実はノイズ系なんじゃないのか。てこは1話からずっと待っていたわけですが、作中ではまだひと月。相手も新学期でいろいろ忙しかったでしょうし、ちょっと落ち着いて、寂しくなった頃だったのでしょうか。別に忘れてたってわけではないと思うんですよね。淋しんぼさんだってわかってくれてるわけだし。
携帯電話の容量って、使いきるとああいうメッセージが出てくるんですね。アドレス帳の登録が7件(そのうち4件が家族と自宅)、カメラもめったに使わない私には、遭遇する機会はまずなさそうです。携帯のカメラって、画質が残念なんですもん。最近の機種はもっとましでしょうけど、それでも撮りにくいことに変わりはないし、何か納得いかないんです。どうせ撮るならデジカメで。でも、写真に残したいと思うものと忘れたくないものがあまり一致しなくて、何にせよてこのような使い方はほとんどしません。形に残さなければ、それこそいつでもどこでも好きなだけ脳裏に思い描くことができるのだよ。で、現在使っているストラップがもらったものとは違うようですが、本当に大切にしまっちゃってるのかお前。
弟は『てこちゃん』なのかー。姉ちゃんがちゃん付けを許さず、『てこさん』『ぴかりさん』かなと思ってたんですが。しかし、この年頃の男子が後輩女子をあだ名ちゃん付けで呼ぶのはどうなんですか。現実には、恥ずかしがってする奴は少ないんじゃないかと思うのは偏見ですか。それを照れなくやってのける弟が、無性に大人に見えて仕方ありません。電子機器に関してさらっと解説しちゃうのも、とても男の子していていいと思います。弟且つ、後輩に対してはちゃんとお兄ちゃん。何だこのおいしいキャラ。
そうそう、もうひとつARIAには不足していた天野エッセンスがありました。学校ですよ学校。今更ですが。2話で気付けという。
先輩2人は何と2年生でした。…いや、何とっていうほど大したことでもないのですが。てっきり3年生だとばかり。この手の先輩は3年生なのがお約束じゃないですか。そうでもないですか。読者のために、わざわざ名前を聞きそびれていたてこはいい子だと思います。このネーミング、主人公は実は姉ちゃん先輩なんじゃないかと、一瞬そんな考えが脳裏をよぎっていきました。っていうか、普段から弟を弟呼ばわりですかこのヒト。いや、私も兄ちゃんは兄ちゃん呼ばわりしているわけなんだから、間違ってないと言われれば間違っていない気もするのですが。この分だと、普通に本名で呼ばれるキャラは真斗だけのようです。
ものを描くということはやたら楽しいもので、ああいうらくがきは、やり始めるとついうっかりいつまでもし続けてしまいます。…うーん、違うな。楽しいのは描くことじゃなくて、あのレベルの遊び全般が楽しいんだな、多分。気が付くと、外が暗くなり始めてたり。部屋の中も薄暗くなってたり。現代っ子が4人いて、写真に撮ると思い至るのが1人だけというのはきっとまれだと思うのですが、描くことに夢中になって、消さなくちゃいけないんだという事実にとらわれたら、そんなものなのかもしれません。身長を考慮して、消す係はてこと弟がいいと思います。
ミーティングをしていたのは約3ページのみだけど、親睦を深めるという意味が充分にあった、ということで。しかし姉ちゃん、制服似合わねぇなぁ(笑)。ジャージが似合いすぎだったんだろうか。そして、弟はきっとウェイターの格好が似合うと思う。
天野先生の代表作といえば、今現在挙げられるのは間違いなくARIAです。しかし、ARIAには決定的に不足していたものが実はあったと私は思うのです。それは、『姉と弟』。ウェルカム!姉に振り回される弟キャラ!
仲のよさそうなカップル改め仲のよさそうな姉弟。髪の色も同じだったのは、そういうわけですか。ジャージの色は学年で違うようですが、別にトーンが違うわけでもないので、姉と弟が同学年なのか2年と3年なのかは不明。年子だった場合、弟はあとから入ってきたことになるわけで。同性でならまだともかく、姉弟で同じ部活って何だかなー、とか思ったりするわけですよねぇ、普通。うちは7歳違いなので、全然わからないんですけど。それでもこうやって同じ部にいたり、一緒にトレーニングしたり、ホント仲いいな君ら。姉が半強制的に連れ込んだ可能性もありますが、多分弟の方もそんなに嫌がってはいなさそうです。
で、足癖の悪さがチャームポイントなお姉さま。入学式当日かどうかは別に関係ないと思うんですが、私もやっぱり無断侵入はいかがなものかと思うので、彼女の怒りも当然でしょう。どうやらダイビング部はこの2人以外にはいなさそうだし、入部祝いの時も参加者が3名きりだったのは、こういう理由でしたか。しかしそれなら、自分たちが部室に行かないよりも、新入部員の方を部室に立ち入らせない方が理屈が通る気もしますが、まあそこは無視で。
ところで、水泳と水球はマリンスポーツじゃなくね?とか思う滋賀県人。水泳はそりゃできるでしょうけど、水球って海でもやるの?あと、ああいうジャージの下って、普通の体操服も着るもんなんですか?上はともかく、ズボンの下にもきっちりブルマ?ああ、別に体操服だからとかじゃなくて、常に下に履いてるタイプの子か?
……緑色のトン汁はイヤです。
ダイビングのことはよくわかりませんが、プロじゃない光が案内役でいいのでしょうか。まあ、お客の方も慣れてる人だからいいのか?しかし何だか妙に仲のよさそうなカップルです。河童と猿がどうのというより、お揃いであろうヘアピンが仲の良さを物語っています。ただ、男のヘアピンはどう考えてもあまり意味をなしていません。
イチゴチョコをモチーフにしたパンツがいまいち想像できないんだけど、一体どういうことだ。イチゴチョコっていうと、個人的にはアポロが思い浮かんで仕方ないのですが…、要はカラーページの色通りに、ベージュがかったピンク色なんだと解釈しておきます。猿系ピンク色。でも、それをモチーフにしてるわけだから、ただの無地ではないわけですよね。そんなに丸っこくたたむから、そんな悲劇が起こるんです。そもそも、防寒フードってそれなりの厚みがあるんじゃないかと思うんですよ。現代の一般的な女性用下着と比べると、たたんだ時のかさがだいぶ違ってくるのではないかとも思うのですが、気にしたら負けですね。また会って弁解するより、私ならいっそ二度と会わない方を希望したいです。っていうか、ほかの着替えに関してはノーコメントなのに、何でパンツだけ!
気になるのは、トン汁以外のメニューの料金設定。ホットコーヒー200円、やきそば300円、おでん400円、肉まん・あんまん100円、ソフトクリーム250円、チューハイ200円。で、トン汁500円。…一旦は『観光地価格だから』で納得したはずが、やっぱり何かトン汁だけ高くありませんか、ばーちゃん。
だから水は怖いんだってばー!
…いや、別に水は怖くないけど。海が怖いだけで。ああ…、でも雨で増水しただけの川もちょっと怖いなぁ。遠くから見てるだけでもすごい音で流れてたりして、本能が『ヤバイ。アレは超ヤバイ』とか言うの。とか思いながら読んでたら、光に一喝されてちょっと本気で泣きそうになりました。増水した川に近付かないのは正解でしょうけど、同じノリでできないことがいっぱいあります。しょぼーん。てこ目線の話だと、何かことごとく心のすり傷に塩を塗られる気分なので、そろそろ光に移りませんか?ちなみに、クッキーシューはまだ焼いてません。
2人一緒なら大丈夫。え、ラストでの別離フラグ?というか、これまでの何気ない日常や、少しずつ深め合っていく2人の絆を見るにつれ、2人が卒業して別れるラストを今から鬼が爆笑する勢いで想像して、ちょっとヘコむ気の早いバカは私です。そう考えると、浪漫倶楽部のラストはよかったな。別にARIAがダメってわけじゃなくて、浪漫には何と言うか、シャッターを開けなくてもいい安心感があったんですよね。開けなくちゃいけないんだよ、本当は。でも、フィクションの中にくらい、いつまでも終わらない変わらない日々を夢見ていいでしょ、みたいな。
シュノーケルっていうか、まずはスーツだけ来て泳ぐっていうのはどうですか。いきなり機材一式背負わされても困りますもん。そりゃくじけそうにもなりますよ。
で、ほかの部員の姿が未だ見えません。そして正体が明かされないままのちゃ顧問。当たり前のように居座っているので、学校に住み付いてる猫なのかな。