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 進展も後退も大してしていませんが、吐き気の発生頻度がだいぶ落ちたので、ずいぶん快適な今日この頃です。天候に左右されることも少なくなりました。ただし疲れると耳閉感がすごかったりはします。

 何やらたまに、イオントフォレーゼは痛いのか、蝸電図検査は痛いのかと検索してやって来られるお客さまがいるようなので、数年前の私の経験を端的に再度記しておきましょう。

 イオントフォレーゼは痛くありませんでした。心配いりません!蝸電図は担当医師の腕によりけりなのではないかと思います。私の場合は片耳ずつ2人(1人は研修医)が担当しましたが、率直に言ってへったくそでした。迷走神経反射で失神しかけました。その場では痛みはありませんでしたが、麻酔が切れたあとは我慢できない耳の奥の痛み、そしてそれが発展して割れるような頭痛。要約すると蝸電図検査はめっちゃくちゃ痛いです!

 ……などという話、検索してどうするのかなぁ。多分検査を受ける人が不安で調べるのでしょうけど、私ならこんな話、事前に知りたくないなぁ。

 ちなみに緊張状態だと、なおさら気分は悪くなりやすいのでリラックスして挑んでください。大丈夫です、上手な医者に当たれば痛みなんてきっとさほどのことじゃないですよ。一度しかしたことないから知らんけど!
(というかまあ、あらかじめ麻酔をかけてる時点でそれなりの痛みは出る前提ってことですけどね多分…)

 長らく調子のよかった耳も、気温が下がって血行も悪くなったせいか、具合は下降気味です。夏のあいだは雨はおろか台風すらわりとスルーしていたというのに。ちなみにセントジョーンズワートに左右されないのも相変わらず。

 そういえば、何故か急にめまい止めの薬が変わりました。処方は前と同じですが薬局の在庫が変わったのか、メニタジン錠からベタヒスチンメシル酸塩錠へ。…何それ覚えらんない。しかしこれがどういうわけか、メニタジンよりもよく効くのですよ。もちろん主成分はどちらも同じ。ジェネリックがどうのこうのと言われ始めた頃、成分は同じだけど効き方が違ったりするという話は聞いたことがありますが、こういうことなのですね。この場合どっちもジェネリックだし薬価も同じなんですが、「コレ効いてんの?効いてないよね?」と「あー、そういえば多分効いてる…」では大違いです。薬剤師さんに言っておかなきゃ!(って思って2ヶ月くらい忘れてる。直接対応してくれる人が、いろいろ聞いてきてくれる人とただ会計済ますだけの人といるから)

 こういうのって、主成分が同じだけで何か補助剤?みたいなものって製品によって違うものなのでしょうか。検索してもさっぱりわからなかったけど。鎮痛剤はイブプロフェンを愛用してますが、それも効くのとあんまりなのとあるしなぁ。

 再来月で発症から丸4年が経とうとしていますが、ずーっと飲み続けていた薬が1種類減りました。いい方にも悪い方にも変動がないので減らしてみようか、という試み。アデホス・カルナクリン・メチコバールで3兄弟と呼んでいたのに、アデホスが離脱して2兄弟になってしまいました。以前すべてをやめてみた時はすぐさま悪化したものですが、今回は今のところ特に変化は感じていません。1週間経過時点でこれなので、多分大丈夫なんじゃないかな。薬代が減る。そして錠剤だけなのでかさばらない。めでたいことです。

 ところで、PMSですぐブチ切れる方な私は、今までちまちまといろんな方向から改善を図ってみたりしていたんですけども。何故か『セントジョーンズワートに手を出したら負け』みたいに思っていて、ずーっと避けていたのです。でも、仮にこの耳の原因がストレスだというなら、セントジョーンズワートで耳もどうにかなったりするんじゃないか?と、このたび敗北してみたのです。結果、PMSには効いた感があるものの、耳には一切変化がありませんでした。そういえば一度だけスルピリドをもらったことあったけど、これも特に変化は感じなかったっけ。
 思い返すと、効いた!って思えたのはダイアモックスだけなんですよね。同時に副作用も明らかだったので、すぐにやめざるをえなかったんですけど。

 薬以外だと、やっぱり一番は気を紛らわせることです。耳鳴りが気になるなら、別の音を聞く。音が煩わしければ、本でも読んで気をそらす。吐き気で何もする気がしなければ、もううずくまって気持ち悪いー、吐きたいー、ってぐちぐち言ってるしかない。でも何もする気がなくても、えいやって外に出て歩いてると結構楽になったりもします。そして週に何万歩歩く、という自分設定ノルマが生まれ、やばいこのペースだと今週達成できない、という新たなストレスが生まれたりもするのです。…アホ?

2014/02/24(
もちつき

 4年近くのあいだ毎月聴力検査をしていると、どんな順番でどんな音が聞こえてくるかはもちろん覚えます。更に大体いつも同じ看護師さんがしてくれるので、どんなタイミングで音が鳴るかというのも感覚がつかめてくるものです。向こうもこの高さの音はこのくらいまで聞こえるってのはわかってるだろうし、慣れでさっさか進めていくと無駄にリズムに乗ってしまい、聞こえてもいないのにボタン押しちゃうこととかもたまにあるのですが、今月は珍しく別の看護師さんでした。

 『この音量で限界だ』と先に思ってしまうと次の音量が聞こえるのか聞こえないのか自信がなくなり、その時の気分で押したり押さなかったり、待合室に小さい子供が多いと外が騒がしくて聞こえにくかったり、そりゃあもうアバウトな検査なわけですけども、どんな条件下でも最終的に出る結果はどういうわけかほぼ同じです。

 さて、別の看護師さんに検査してもらった結果は?やけにでっかい音量から始まったり、タイミングがつかめずつんのめるような感覚になったりしたけれど、やはりいつもと同じでした。不思議。

 父上が何故か何年も前のサッカーの試合DVDを観ており、大量のブブゼラの音がするのですが、あれ嫌いなんですよね。ちょうど耳鳴りがあれが遠くでかすかに鳴っているような感じなので。
 というわけで、テレビから離れ、部屋からも出て廊下に出て、そのブブゼラの音が聞こえなくなる地点から更に1歩進み、私は母上を呼びつけました。

「ここ立って!ブブゼラのかすかな音が耳鳴りにそっくり!」
「えー…、結構大きく聞こえるけど」

 耳鳴りによく似た音は、聞こえにくい音でもあります…。

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