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7巻収録31~35話+番外編。雑誌掲載時に書いたものです。

31『春の女神』 04年12月号 04/10/31

 すごく好みな話なんですが、何かどっかで見た気もするなー。あ、らんま1/2?
 髪といえば、ARIAではアリシアさんと藍華は対極にあるとずっと思ってました。別に色というわけではなくて、アリシアさんは髪量がすごく多そうだし、対する藍華は少なめっぽいなぁ、と。同じ三つ編みなので差が顕著。あの長さで量が多いと、かなり頭が思いと思うんですけど…、アリシアさんのことだ、筋肉がついてて肩がこったりすることはないんだろう、多分(笑)。
 果たしてどこまで藍華の髪に意味が込められているのかはわかりませんが、これがアリシアさんへの憧れからの脱却とするなら、今後はアル君との関係にも何か変化が出たりなんかするんでしょうか。一応、私は現状の絶妙さが好きなんですけど。そうかー、藍華って髪が短くなると幼く見える方だったか。
 『アリシアさんになれるのはアリシアさんだけ』、というより、『アリシアさんでいられるのはアリシアさんだけ』という感じですね。願かけで伸ばしたとは言っても、それ以前から結構長かったように思いますけど(笑)。しかしそんなこと言われると、今度は晃さんの長い髪が気になってくるじゃないですか。何かネタを思い付いたりしちゃうじゃないですか。
 本当に、藍華が絡むと話の流れが好みな感じになるなぁ。
 

32『停電』 05年02月号 04/12/31

 発覚・アリシアさんは眼鏡っ子だった!
 …どうなんだろう。伊達眼鏡だという可能性がまったくないわけじゃないけど、伊達ならここでかける必要性はあんまりないですよね。ということはやはり、普段はコンタクトレンズ使用だということでしょうか。その上、よく考えたら彼女は今まで一度も、髪を下ろした姿を紙上にさらしてはいなかったように思います。つまり今回のアリシアさんは、今までで最も無防備な姿です。その無防備な姿で灯里に何をしようと?むしろ灯里に何をさせようと!?(違)
 ARIAカンパニーの屋根裏部屋に関する謎がひとつ、公式に解けました。まあ、別に衝撃の真相があったわけでもないですが、『代々受け継ぐ』と言うからには創設から結構経ってるってことですよね、ARIAカンパニー。少数制だから一度に何人も新人入らないし、回転もそんなに早くはないだろうし。でもやっぱり気になるところは、灯里が来る前の会社の状況であって。アリシアさん1人だったのかなぁ。…はっ、それともまさか、後輩が一人前になったら先輩は水先案内人をやめる掟か何かがARIAカンパニーにはあるとか。時々アリシアさんが灯里を見て少し複雑な微笑みを浮かべている理由はそれ!(仮説その2)
 ちなみにお客さまは火鳥と月夜。
 

33『鏡』 05年03月号 05/01/30

 断言してもいい。ARIAはネタ切れだ。しかし、とてもいい意味で。
 これまではネオ・ヴェネツィアという舞台、水先案内人という職業を使った半ば観光案内的な話がメインでしたが、最近妙に多いキャラクターそれぞれの精神的な成長だったりそれぞれの繋がりだったりという話。私が好きなのは、言うまでもなく後者だ。まあ、「それってARIAじゃなくてもできるよね」なんて冷めたことを同時に考えてたりもしますが、今後はこっち路線メインでいくんでしょうか?今回のラストは、いつもとは違ってちょっと新鮮。
 でも気になることといえば、藍華、アリスときて、アリシアさんたち先輩組にも過去話が出てきたりしてはいるものの、主人公であるはずの灯里が、精神的な成長をした話ってないように思うんです。基本が灯里視点だから?それがなくていいほど大人じゃないし、でも藍華やアリスみたいに意地張ったり素直じゃなかったりするわけじゃない分、ある意味大人のような、ただ天真爛漫なだけのような…。何だろうな。本当に全部楽しんじゃってて、行き詰まったり挫折したりをしてないんだよなぁ。ここらでひとつ、何か転機が欲しいところ。
 アリス14歳、灯里15歳、藍華16歳。アリシア19歳、晃20歳。暁18歳、アル19歳。判明済みの面々がこうきてるんだから、法則に従えばアテナさんは21歳かな。もう少し上でもいいと思うけど、『オレンジな日々』から察するに21くらいが最高だろう。ウッディーさんは20歳でしょうか、それとも逆に17歳?…いやー、20歳だろうなぁ。
 んー、とりあえず、アレだ。保護者萌え。
 それにしても。灯里・藍華・アテナさんという並びはちょっとまずいかもしれません。灯里ほどじゃないけど、藍華とアテナさんも隠れもみ子ですよねぇ(笑)。
 

34『水上バス』 05年04月号 05/03/01

 自然と灯里が中心となっていただけに、灯里と藍華、灯里とアリスはあっても、藍華とアリスって2人きりになることがないなぁ、と思っていましたが、読者の見えないところでもやっぱりなかったんですね。今回は灯里追跡という状況下で2人きりだから話が途切れることがないにしても、本当に灯里の存在のないところだったら話は続かないんじゃないでしょうか。落ち着かない無言じゃなくて、「…まあ、無理して話振ることもないか」くらいの沈黙。
 灯里は人間磁石ですし。先輩組にしたって、一人前になってからはあまり会ってはいなかったようですが、後輩同士に繋がりができたことで一時期よりは会う機会ができてるだろうし、その後輩同士を繋ぐきっかけも灯里だし。視点が灯里ではないということで、今回はようやく灯里が話の中心に来たわけですが、結局は『再確認』に過ぎないんだよなぁ。やっぱり何か転がして欲しい。夜光鈴や雪虫の時みたいなのじゃなくて、もっと何かはっきりしたもの。人と人との直接的な繋がりがかなり希薄になっているのであろう地球において、灯里がこんなふうに育ったということは、単なる生来の性格だけじゃないように思えて仕方ないんだよ。
 別に灯里はアリア社長が同行してようがしていまいが変わらないでしょうが、犬・猫連れてると、初対面でも『動物好き』で話題が合って、散歩中に時々出会う名も知らぬ知人ができるのは事実。私にも、『若い頃から犬を飼っていない時期がない』というおばあちゃんの知り合いがいます。
 お嬢さま・藍華。水上バスなど使わなくても、きっと姫屋の誰かが舟を出してくれていたんだろう。
 

35『髪とヘアピンと私』 05年05月号 05/03/31

 久しぶりに元ネタのあるサブタイトルですね。
 しつこいようだけど、もう1回言わせて。本当に、藍華が中心になると流れが好みになるなぁ。
 いや、てっきり断髪後のアル君との初対面は、大したイベントにもされずにさりげなく流されるものだとばっかり思ってたので(笑)。丸々1話使われるとは予想外。髪を切ったのが31話だから、かれこれ5、6ヶ月くらいはその衝動に襲われずに過ごしていたわけですね。それと同時に、その間当然アル君とは一度も会ってはいないわけで。何かと理由付けて会いたがってるわりには、結構平気なんだなぁ(笑)。
 この3人の合同練習は、確かに藍華がいて初めて『練習』でいられる側面もあるでしょうが、どこの半人前・見習い水先案内人もこうやっていつも練習してるんでしょうか。ARIAカンパニーは指導員がアリシアさんしかいないから、アリシアさんが普段灯里のことを構っていられないのは仕方ないとして、姫屋・オレンジぷらねっとはその限りではないでしょう。誰か1人指導する立場の人間がいて練習させた方が、早く伸びるんじゃないのかなぁ。会社としても早く一人前にしたいはずだろうし。日々の練習は各人の判断に任せて、定期的に成果を見るとか、そういう制度になってるんでしょうか。
 はっ!?もしかしてアル君、ちょっと身長伸びたんじゃないですか?
 

番外編『人造人間』
04年12月号増刊『コミックブレイドZEBEL』 04/11/18

 母、若っ!兄、…誰!?(笑)ちなみに三つ編みは萌え範疇外!(どうでもいい)
 いつもの如く、瞬時に『父は暁さんが赤ん坊の頃に殉職』と私の中で勝手に断定されました。お父さんは強くてかっこよくて、学生時代はちょっとやんちゃな人でした。お母さんとは中学時代の同級生、その後10代後半で妊娠を機に結婚。若くて綺麗なお母さんですが、夫を亡くして以来いろいろと苦労をなさっており、けれど生来の明るい性格からそれを人に見せません。この頃やっと生活がひと段落したかと思ったら、長男が反抗期を迎えて少してこずっていたりして、でも「んー。まあいいや、とりあえずほっとけ」なんて思っているのです。
 …コレ感想?


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