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 日本で生まれ育ったなら、この年頃だと大概の子が気になる(のであろう)アンパンマン。彼女たちも、夢中とまではいきませんがお気に入りのようです。保育園ではポニーテールをドキンちゃん、ツインテールをばいきんまんと呼ぶようですよ。なるほど。

 そんなわけで、顔を合わせるたびに人見知られるのが寂しく、どうにかして2人に気に入られたいおばちゃんとおねえちゃんは(大叔母と従叔母なので、おばあちゃんとおばちゃんではないかという冷静な判断は却下)、せっせとこんなものを作ってしまいます。どーん。

 鼻がウインナーなのが小豆あんで母上成形、パン生地なのが白あんで私成形。ウインナーでは小さすぎる、っていうかあんぱんにウインナー?という指摘はしたのですが、何故か頑固に聞き入れられず、結果がこれです。チョコペン部分は、母上が下手すぎたのですべて私が担当。絵を描くのが好きな人とそうじゃない人との差をひしひしと感じました。たったこれだけの描画なのに…。

 ちなみに焼成前はこんなんでした。口はともかく、眉毛がないとかなり間抜け。つまり最終的な出来の大部分を眉毛が握っているとも言えます。へろへろの線しか描けない母上になど任せていられません。

 …という奮闘ぶりなど、目の前でやったわけでもないのだから、2歳児には通じるはずもありません。色気より食い気なニコさんは見た目になど注目する間もなく、大きなお口でかぶりついていたのでした。うん、いいよ、食べ物だからね。おいしく食べてもらってなんぼだからね。食の細い子が見た目で興味を持つわけじゃなくて、食べ物なら何でもよさげな人だからね。一方のチコさんはご機嫌斜めだったので手を付けませんでしたが、まあ持ち帰ってもらったので食べてくれたのだと思います…。


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