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 ばーちゃんの翌月には、父方の大叔母が96歳で亡くなりました。こちらも福井住まいで、ばーちゃんちとも車で20分くらいの距離だったため、お正月・5月の連休・お盆といえば、『おばあちゃんとこに行く、おばちゃんとこに行く』が象徴でした。

 ご近所さんだったので、火葬場は同じところ。私はお通夜にだけ出たのですが、母曰く「おばあちゃんの時と同じ係の人だった。先月よりちょっと慣れてた」。そうそう、見るからに新人さんって感じで固かったんですよ。2人1組だったもう1人のベテランさんも同じ人。おばちゃんの指仏は見付からなくて、今回は一切そういう話はなしだったそうな。あれこれいろんなエピソードがあって、臨機応変に使うんでしょうけど、ほかにどんな話があるのだろう。気になる。
 向こうの人はうちの両親を見て、「先月もこの人らいたな…」とか思ったのでしょうか。それとも、田舎だしそういうのも珍しくないのかなぁ。私だったらそもそも顔を覚えていられないけど。

 行きは両親と共に車で行った私は、1人で先に電車で帰ります。平日だし、前回の土曜日のサンダーバード自由席も空いてたし、という軽い気持ちでしらさぎ自由席に乗り込みました。うん、別に混んではいなかった。混んではいませんでしたが、だからこそみんな2人掛けの席に1人ずつ座り、隣の空席に荷物を置き、且つ何故か全員寝ている!
 いや、本当に寝ているのか?もしや寝たふり…?寝たふりをしてまでそこに荷物を置いておきたいか?棚あるだろ棚!うん、寝たふりなんかじゃないよ、きっとみんな本当に寝てるんだよ!でも棚は使って!
 「隣いいですか?」を聞くくらいの勇気は頑張れば出せますが、さすがに寝てる人をわざわざ起こしてまで聞きたくないです。どうしよう…、と彷徨った末、どうにか2席とも空席な列を発見しました。逆に言えば、1席は空いているという状態でありながら、隣に座れそうな席はありませんでした。あとは2人並んで座ってるか。

 しかしなぁ、窓際に座って通路側に荷物置いて寝てるって、無用心だと思うのですよね。私は荷物は抱えてないと落ち着かないタイプです。ということもあり、いつ「隣いいですか?」と聞かれても即座に「どうぞ」と言える状態ですべての荷物(大した量じゃないけど)を抱えて本を読み始めました。結局2時間誰もやって来ませんでしたが。


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