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 タイトルだけですべてを語れている気もしますが…、経緯を記録しておきます。

 長年スキンオイルとしてオリーブオイルを愛用していました。まあ愛用していたというか、無難で安価で手に入りやすいのがオリーブだったというだけのことなのですが、特に何の疑問もなくずーっと使い続けていたのです。

 たしか、オリーブオイルの直前にベビーオイルを試してみたような記憶があります。ベビーオイルですよ、どう考えても肌に優しいと思うじゃないですか。それが見事に肌に合わなかった。いろいろ試し始めた最初期に、『ベビーオイル=ミネラルオイル(流動パラフィン)NG』を確認できたことはとても幸いでした。あれがあったからこそ、ミネラルオイルが入った化粧品は避けるべし、と判断できた。それが入った化粧品でかゆくなっても、いろいろ入ってる成分のどれが合わないのかなんてなかなか突き止められないですからね。

 そんなわけで、次に選んだのがオリーブオイルだったと思います。石油系がダメだったから、身近で手に入りやすい植物系を選ぶ。ごく自然な流れだし、特に不都合を感じなかったし、そりゃ使い続けますよね。
 そんなこんなで10年以上。その間、ほかにもいろんな種類のオイルに手を出しつつ、基本はやっぱりオリーブでした。ハンドクリームで追いつかなくなった乾燥には、オリーブオイルをぺたぺた塗って手袋して就寝。しかし一定以上乾燥すると、それでは湿疹ができる傾向にあるので乾燥を未然に防ぐよう気を付けていました。
 顔にももちろんオリーブオイル。乾燥する時期には頬がかゆくなるのが悩みで、特に高保湿とされるオイルをいろいろ試しても改善されなくて、どうしたもんかなぁと思っていました。

 …っていう感じの時に、久しぶりにバターを入れたパンを作ったのですよ。バターを取り出すのが面倒で、パン生地に入れる油脂は大体オリーブオイルで済ませていたけれど、その日は何となくバターにしようと思って手捏ねしていましたところ、「今日は手がかゆくならないなぁ」と気付きます。パン生地を捏ねるといつも手がかゆくなっていて、何かそういうものだと思っていたのですが、一体どういうことだ。ああっ、今日はオリーブオイルじゃなくてバターを入れた!
 というわけで。いやそんなまさか、食用エクストラバージンと化粧用精製では別じゃないのか、と思いつつオリーブオイルをスイートアーモンドオイルに切り替えてみました。たまたま試しに買ってみたのが手元にあったからです。劇的な変化はありませんでしたが、1ヶ月くらい経つと、頬のかゆみが治まってきた上、手に塗っても湿疹にならない。……うん。非常にわかりにくいだけで、オリーブオイルは合っていなかったようですね!(泣)
 それから、無難だと思って使っていたオリーブオイルを、ほぼスイートアーモンドオイルに変えました。せっけんは紅花油に。以前から髪への使用感は紅花が結構よかったし、何よりオリーブより安い。オリーブオイルを使う理由なんてもはや何もない!

 そうして半年ほど経って、「やっぱりオリーブとはちょっと仲良くできてなかったわ…」と確信するに至りました。頬のかゆみは乾燥じゃなかった。穏やかなオリーブオイルとの不仲だった。それでもたまにかゆくなることはあります。乾燥というより、どうも汗がいかんようなのですが…、化粧品レベルでの対処を諦めかゆみ止めを使おうと探すと、どれもこれも基材が流動パラフィンだという現実に直面するのでした。汗かくな?いや無理やん。何なんだこのめんどい肌……。


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