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 双子と一緒に、施設暮らしをしているばーちゃんのところへ行ってきました。うちの両親は月一ペースで顔を出しているし、いとこと双子も何度か行ってはいるのですが、私が双子と一緒に行くのは初めて。

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 日本で生まれ育ったなら、この年頃だと大概の子が気になる(のであろう)アンパンマン。彼女たちも、夢中とまではいきませんがお気に入りのようです。保育園ではポニーテールをドキンちゃん、ツインテールをばいきんまんと呼ぶようですよ。なるほど。

 そんなわけで、顔を合わせるたびに人見知られるのが寂しく、どうにかして2人に気に入られたいおばちゃんとおねえちゃんは(大叔母と従叔母なので、おばあちゃんとおばちゃんではないかという冷静な判断は却下)、せっせとこんなものを作ってしまいます。どーん。

 鼻がウインナーなのが小豆あんで母上成形、パン生地なのが白あんで私成形。ウインナーでは小さすぎる、っていうかあんぱんにウインナー?という指摘はしたのですが、何故か頑固に聞き入れられず、結果がこれです。チョコペン部分は、母上が下手すぎたのですべて私が担当。絵を描くのが好きな人とそうじゃない人との差をひしひしと感じました。たったこれだけの描画なのに…。

 ちなみに焼成前はこんなんでした。口はともかく、眉毛がないとかなり間抜け。つまり最終的な出来の大部分を眉毛が握っているとも言えます。へろへろの線しか描けない母上になど任せていられません。

 …という奮闘ぶりなど、目の前でやったわけでもないのだから、2歳児には通じるはずもありません。色気より食い気なニコさんは見た目になど注目する間もなく、大きなお口でかぶりついていたのでした。うん、いいよ、食べ物だからね。おいしく食べてもらってなんぼだからね。食の細い子が見た目で興味を持つわけじゃなくて、食べ物なら何でもよさげな人だからね。一方のチコさんはご機嫌斜めだったので手を付けませんでしたが、まあ持ち帰ってもらったので食べてくれたのだと思います…。

 誕生日プレゼントの絵本を読み聞かせしてみたところ、ニコさんが超真剣な顔で聞いてくれました。あのアクティブ担当のニコさんが!可愛い…!(一方チコさんはママにしがみつき、別の絵本に夢中)

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 今は100均でせんせい(磁石の付いたペンで書くアレ)の類似品が買える時代。サイズは小さいけど、逆に言えば持ち運びに便利なのです。遊びに来た双子が、ひとつずつせんせいを持参していました。
 絵が得意ではないいとこも、荒い線しか書けない小さなスクリーンに描けるシンプルなものは、いくつかレパートリーがあるよう。しょくぱんまんは上手でした(笑)。私はアンパンマンとばいきんまんが描けるぜ!しかし描いて手渡すと光の速さで消されてしまうので、逆にシンプルな絵にレパートリーのない私は困ります。ふと目に入ったミッキーマウスなど描いてはみましたが、できあがった初挑戦ミッキーは、明らかに中国産でした…。

 相変わらず2人とも食欲は旺盛。比較的のんびり食べるチコさんの横で、チコさんの分まで口いっぱいに頬張るニコさんは、そのうち喉を詰まらせそうです。いや、一応チコさんに『どうぞ』って手渡すんですよ。で、受け取った隙に手渡した分以上の量を自分の口に詰め込むんですよ。ずる賢い!
 テーブルの上に置いてあったお菓子に手を伸ばし、あともうちょっとで届きそうになるなど、そろそろあれこれ本格的に目を離せない段階に入ってきた感があって恐ろしい。大人用おやつだったバームクーヘンも、いとこから奪ってほっぺたをぱんぱんにしておりました。
 たくさん食べるし、その分たくさん動きます。ついに階段をどんどんと登り始めました。気に入ったらしく、2人で3往復くらいしていました。多分放っておいてもそれなりに単独で上り下りできるんでしょうけど、さすがに放っておけるわけもなく、手を繋がざるをえません。2人一気に。手を引く大人の方が落ちそう。

 そういえば、前はそうやって動き回るのはニコさんだけだったけど、今回はチコさんも一緒になって動き回っていました。何をするにも、大抵あとから付いていく感じですけどね。
 そのちょっと活発さを身に着けたチコさん、この頃鼻の下を伸ばす表情をよくするそうです。いわゆる猿とかゴリラの物まね的な。一体どこで覚えてくるのかといとこは疑問に思っていたそうなのですが、なんと旦那さんがこっそり教え込んでいたことが発覚したらしい。まさかの内部犯行。パパ何やってるんですか。ていうか、どこをどう動かしたら相手と同じ表情が作れるかって、鏡を見せながらというわけでもないのにわかるんですね。ストレッチとかヨガとか、本を見ながら同じ姿勢を取るのが難しい実体験を思うと、単純なことのようでいて何かすごいぞ。

私の手がぶつぶつだったり肌色がおかしいのは気にしないでいただきたい(だいぶ修正した)

 いとこがおでかけなので、双子を数時間預かりました(じいじ付き)。大泣きこそしないものの、ママに置いてかれてしまったので、2人ともテンションが低いです。
 いつもなら大好きな積み木も、ママ不在ではあまり乗り気になってくれず。せっかく天気がいいので、散歩に連れ出してみました。チコさんは微妙に不本意じゃない感じながらも、一応手を繋いで歩いてくれます。一方でエンジンがかかったニコさんは、笑顔で走り出したりしてご機嫌になるのですが、途中でじいじが突然トイレに行ってしまい、急に表情が一変。待っているあいだ私と双子で写真を撮ろうとして、いろいろ煽ってみるけど全然乗ってくれません。結果的に撮れた写真は、私1人だけ変にハイテンションなわけで。悲しい。おねえさんは悲しい!
 2人を極力平等に撮ろうとしているため、頻発する現象があります。ニコさんが笑顔ではしゃいだ写真を連写したのちに、大体「あたし別に楽しくなんかないし」みたいな冷め切った表情のチコさんを撮ってあるんですよ。この落差がたまりません。何度見てもニヤニヤせざるをえない。

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