天野作品史上、最も男くさい疑惑。
何だかんだ言いつつ、服装といい髪形といい、相変わらずどっちつかずで間違われやすいこころちゃんですけれども、あれっ、また縮んだ…?「舞姫は無理」という発想自体に、何かトラウマめいたものを感じます。今まで弟をどう扱ってきたのか姉・ことり。
私にとってお祭といえば祇園祭か町内会のこども祭、というわりと極端な印象なのですけれども、前回はどちらかといえば祇園祭の方に近いものだと思って読んでたんですよ。こんな気軽に参加できるということは、もしやこども祭寄りですか?いやそんなはずは。3日も女人断絶なら、やっぱり比較的祇園祭でしょう。今は参加してくれる若者が少ないから、地元の子なら誰でもウェルカム状態なのでしょうか。
しかし改めて見返すと、そんな紛らわしい服装でもないですね。とはいえ、何故か女子めいていますね。とりあえずやっぱり髪型を変えてみてはどうでしょうか?
『人生同様分岐に満ちた』って、相変わらずさりげなくえぐってくるし、吊るされた麻袋がおばけ屋敷っていうか、別の方向性で怖いのですが?広大なエリアを使い分岐も多いというわりには、いやに人手がいりそうな脅かし方をしているような気がします。つまりあれですね、よくある本物が紛れ込んでいるというやつですね。そりゃあ夢ヶ丘高校ですから。中学からもそう離れていないだろうし、高校含めあの近辺丸ごとパワースポットに違いない…、けど、真斗が本物よりと感じているからには、普通に全員生徒…?どちらにせよ、さすがに本物の登場ありきで設計してはいないでしょうから、広さのわりには定員少なそうだなぁ。
弟いい奴だよ弟。姉ちゃんもいい奴だ。っていうか、姉ちゃんは自分の中でばしっと処理してるし、担任(じゃないけど)は気長に黙って待ってるし、真斗ひとりだけお子様じゃないですかー!背後にやたらギャラリー付いてますけど、今後大丈夫でしょうか。ていうか大体みんな話の流れを理解したかのような顔をしていますが、そんなに周知の事実なのでしょうか。思春期の勘?しかし小声で言った「だめ」をしっかり聞きつけるとは、この男なかなか地獄耳ですよ。